岐阜の害虫・害獣駆除屋(有)IRC南部です。ゴキブリ、ハチ、ネズミなど何でもご相談ください。
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ここでは、施工現場で出会った虫たちをご紹介いたします。
人に害を及ぼす害虫たちが中心の画像を掲載していますが、見る人によっては虫がかわいそうだなと感じる画像も掲載しています。
自然界での虫たちの、弱肉強食の生態や、飲食店・食品工場などへの住みつき防止対策のために必要な処理だとご理解していただけたらと思います。
私たちは害虫駆除屋ですが、害虫を殺すことが目的ではありません。
私たちの目標は、私たちを頼ってくださるお客様たちの快適な環境を取り戻すことです。
そのため、害虫に侵入されない環境作り、害虫を発生させない環境作りを基本にした駆除方法をご提案いたしております。
※ここから先は、虫の写真が掲載されています。虫が嫌いな方はこちらからお戻りください。
ヤマトシロアリの兵隊アリと働きアリの画像です。
中央付近にいる5頭のシロアリの、一番左側にいる頭部が大きな個体が兵隊アリで、その他は働きアリたちです。ヤマトシロアリの兵隊アリは、コロニー(群れ)全体の数パーセントしかいないためとても貴重な存在です。
兵隊アリと呼ばれていますが、外敵が侵入してきても積極的に攻撃をしかける事はありません。(イエシロアリの兵隊アリは、集団になって攻撃してきます。)普段はウロウロしているだけで働きアリのように忙しく働いている事もありません。また、大きな頭部のせいで自分でエサをとることが出来ないため、働きアリたちに口移しでエサを食べさせてもらっています。
では、何のために兵隊アリがいるのか?
それは、ヤマトシロアリの生態が大きく関係しています。ヤマトシロアリは特定の巣を持たないため、外敵に襲われるとバラバラになって逃げだします。(イエシロアリは巣を守るために戦います。)
そして、逃げた先でそれぞれ新しくコロニーを作り直す能力を持っています。(25頭以上いれば、コロニーの再生が可能だと言われています。)
そのため、ヤマトシロアリの兵隊アリは、外敵が侵入してきたときには大きな頭で侵入経路をふさぎ、自分を犠牲にして仲間が逃げるための時間をかせぎます。
平常時はウロウロするだけで働きアリのお世話になっている兵隊アリですが、いざとなったら仲間のために勇敢な兵士となって戦い散っていきます。
当社の事務所の下で、コガタスズメバチが巣作りをはじめました。(当社の事務所は2階にあり、下は通路になっています。)
スズメバチ達の巣作りは、5月ごろからはじまり、最初の働き蜂たちが成虫になるまでは、巣作りや子育ては女王蜂が一匹で行います。
オスの蜂は何をしてるのかというと、実は前年に息絶えてしまいます。
オスの蜂は新女王蜂が生まれる秋ごろに誕生します。働き蜂はすべてメスの蜂で、オスの蜂は働きません。毒針も持ってないため外敵と戦うこともできません。交尾をするためだけに生まれてきます。
そして、冬を越すことが出来ないため、自分の子を見ることなく短い一生を終えて行きます。
ヤマトシロアリがクロアリに襲われている画像です。
この現場では、大工さんがシロアリの被害にあった木材を切り出し、修復作業を行っていました。そして、切り出された木材の中には逃げ遅れたシロアリたちが残っていました。
ヤマトシロアリの特徴である外敵に襲われたり、環境に異変があった時は、まず逃げて、避難先でコロニー(群れ)を再生するという生態から、切り出された木材の中から、シロアリたちが散り散りになって逃げ出していました。
しかし、逃げ出した先の近くにクロアリの巣が有った為、クロアリたちのエサとなってしまいました。画像には無いですが、兵隊アリたちでもクロアリには勝てず餌食になっていました。
どちらも、名前や見た目から同じアリの仲間のように見えますが、シロアリはゴキブリの仲間でアリはハチの仲間に分類されます。
そのため、クロアリの働きアリは自分より大きな虫とも戦えるチカラをもっているのに対し、シロアリの働きアリは外敵と戦うチカラをもっていません。自然界では武器を持たないシロアリが、攻撃性の強いアリたちの餌食になることは、たびたび起こります。
食品工場内で発見したチャバネゴキブリの幼虫たちです。
この食品工場では、他社で害虫駆除を行っていましたが、他社の対応に不満があり、私たちにご相談をいただきました。
画像は、ご契約後に行った最初の駆除施工にて発見したチャバネゴキブリの巣です。当社で使用しているベイト剤(毒エサ)を巣に直接施工すると、すぐにゴキブリたちが集まってきました。
今まで害虫駆除の専門業者さんにゴキブリの駆除をしてもらっていたにも関わらず、かなりの数のゴキブリたちが隠れていました。
昨今の食品工場や飲食店では、食品への殺虫剤の混入防止のため、必要最低限の薬剤でゴキブリ駆除ができるベイト剤での駆除が主流になっています。
ベイト剤での駆除では、ゴキブリたちがベイト剤を食べないと効果がないため、ゴキブリの巣や通り道にピンポイントに施工する必要があります。そのため、経験の浅いスタッフによる施工やマニュアルにたよった施工方法では、駆除しきれないことがあります。
病院内にある、ペーパータオルホルダーと壁とのわずかな隙間にチャバネゴキブリが住みついていました。この画像では分かりにくいですが、ここには、ゴキブリのフンがかなりありました。
発見したときは、数匹のゴキブリがいただけですが、ゴキブリのフンには集合フェロモンと呼ばれる物質が含まれており、周辺のゴキブリたちを集めるチカラがあります。そして、集まってきたゴキブリたちが卵を産み、個体数が増えてくると新たな住処に移動することで、ゴキブリの被害領域が増えていきます。
クロゴキブリの駆除にお伺いした現場で、脱皮中の個体に遭遇しました。
ゴキブリの脱皮は、人の気配がない夜間に行われることが多いため、脱皮直後の白いゴキブリを見たことがある方はあまりいないのではないでしょうか。普段は嫌われもののゴキブリも、色が白いだけでなぜか神秘的な感じがしませんか?